SEIKO

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Vol.
07

              (左から)「ヒロブ」深井源 ビジュアルコーディネーター、「エディフィス」桂大地 プレス、「イエナ」西田美紗子 バイヤー、「スピック&スパン」柏木まりこ バイヤー

「ベイクルーズ」コラボレーションストーリー

WWDJAPAN.comタイアップ

「セイコー」で作るオリジナルウオッチ 
ベイクルーズのコラボ担当者が語る魅力とは?


セイコーウオッチが手がける法人向けのオリジナルウオッチ製造サービス「セイコーオリジナルウオッチ」は、国産の時計専業ブランドとして培った技術とノウハウを生かし、さまざまな業態と協業している。なかでもアパレルブランドとのコラボレーションは近年順調で、セレクトショップと製作した時計が発売後すぐに完売することも多いという。なぜ「セイコー」の時計がファッションの顧客層に好意的に受け入れられるのか。その理由を「セイコーオリジナルウオッチ」とコラボレーションをしてきたベイクルーズ各ブランドの担当者たちの言葉から考える。

魅力は「セイコー」の歴史と豊富なアレンジバリエーション
「セイコーオリジナルウオッチ」とのコラボレーションで顧客の心をつかんだのが、国内で広くアパレル事業を手がけるベイクルーズの各ブランドだ。現在までに、「エーピー ストゥディオ(AP STUDIO)」「エディフィス(EDIFICE)」「ヒロブ(HIROB)」「イエナ(IENA)」「スピック&スパン(SPICK & SPAN)」の5ブランドが「セイコー」と協働して時計を発売してきた。近年アパレルのトレンドとして挙げられる「トラッド」や「クラシック」の要素や、海外ビンテージウオッチの流行が重なり、「セイコー」の歴史や普遍性がアパレル顧客のニーズとうまく合致した。

アンティークウオッチを中心にセレクトする「ヒロブ」は「セイコー」と早期に協働したブランドの1つ。同ブランドの深井源ビジュアルコーディネーターは「メイン商材との親和性があるビンテージライクなものを作るため、歴史と知名度のある時計ブランド『セイコー』に声をかけさせていただいた」と経緯を語る。海外のビンテージウオッチに着想したデザインにこだわりつつ、小ぶりなサイズ感や手に取りやすい価格帯を実現するため「セイコー」の担当デザイナーとやりとりを重ねた。

「セイコー」の歴史に魅力を感じたのは他のブランドも同じだ。フレンチシックを軸にドレスアイテムを展開するメンズブランド「エディフィス」は、アクセサリー感覚でつけられるクラシカルな時計を共作。同ブランドの桂大地プレスは「自分たちのブランドの色に合う時計を作る上で『セイコー』の歴史や伝統を信頼してコラボレーションを依頼した」と語る。

上品で洗練されたスタイルを提案するウィメンズブランド「イエナ」は、ブランド30周年記念モデルを「セイコー」と製作した。幅広い顧客層を考慮して2つの異なる女性像を想定。丸型と角型の2型を用意し、革バンドのデザインも変えた。「それぞれの時計に合わせ、別々のコーディネートを組んで顧客に提案した。ファッションとして楽しめる時計を形にしてもらった」と同ブランドの西田美紗子バイヤーは語る。ケースから針の形まで幅広くアレンジできる「セイコーオリジナルウオッチ」なら、シリーズとして統一感を持たせつつ、細かな表情の変化をつけられる。30周年モデルは大好評で、「セイコー」との共作はバリエーションを広げて今も継続中だ。

上品なカジュアルスタイルを提供する「スピック&スパン」も「セイコーオリジナルウオッチ」の選択肢の広さを活用し、形もテイストも異なる2つの時計を発売した。「バンドの付け替えが可能な角型時計は、カジュアルにもフォーマルにも対応でき、就職祝いに購入したという声も寄せられた。小さな星印にブランドの遊び心が表現されている丸型もおすすめ」と自信を滲ませるのは同ブランドの柏木まりこバイヤー。「今年の12月には社内の他ブランドとは一線を画す、オールゴールドの新作時計を発売予定なので期待してほしい」。

「セイコーオリジナルウオッチ」は、「セイコー」のインラインモデルとは異なる販売経路をたどり、時計になじみのない顧客層が時計に触れる機会を作り出す。「イエナ」の西田バイヤーは「『イエナ』と『セイコー』の時計をきっかけに久しぶりに時計を手にとったお客さまも多かった。シンプルで上質な時計がアクセサリーやジュエリーの延長として、コーディネートに取り入れやすかったのでは」と分析する。国産時計メーカーの確かなものづくりと、リアルなトレンドセッターの慧眼が融合する「セイコー」と各ブランドの協働は、時計を通して生み出した新たな価値を、さまざまな顧客層に広く届けていく。

ベイクルーズ各ブランドの
推し「セイコー」を一挙紹介

ここでは、5ブランドが「セイコー」とのコラボレーションで製作してきた時計のなかから、各ブランドの「推し」を紹介する。

気分と時代で変化するバランスを自分らしく着こなす女性をイメージするブランド「エーピー ストゥディオ」は、黒のダイヤルと付け替え可能なバンドが特徴の角型時計と、女性の腕に美しく映えるメンズライクな丸型時計を製作。特にクールで男性的な印象のケースやバンドにディテールで女性らしさを加えた後者は、性別を問わず人気が高い逸品だ。


高級感が魅力のビンテージライクな「エディフィス」の角型時計は、絶妙なサイズ感のケースが男性のドレススタイルにも映える仕上がりだ。


「ヒロブ」からはダイヤルがクラシカルな角型時計を3型紹介。当初は2案から1型採用する予定だったが、どちらも出来が良く、両方リリースすることに。その後、王道の黒バンドのモデルも追加し、合計3型を発売した。


「イエナ」のコラボレーションモデルは、ケースサイズ35ミリと、ウィメンズにしては少し大ぶりな作り。デイト付きのブラックのダイヤルはビンテージ感が強く、シンプルでクラシカルなデザイン。「セイコー」の“らくらくアジャスト”によってバンドの長さを簡単に調整でき、男女兼用で使用できる。


「スピック&スパン」からはレザーとステンレスの2種類のバンドが付属し、シーンによって付け替え可能な角形時計を紹介。ヘアライン加工で仕上げたシルバーのダイヤルと、ローマ数字の組み合わせがクラシカルかつ上品な印象だ。

WWDJAPAN.com掲載
PHOTO: MASASHI URA

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このホームページ内に記載しています量産リードタイムは正式ご発注をいただいてからの期間です。オリジナルウオッチのモデル、仕様、数量により異なります。
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