お客様の声

「スズキ スイフトスポーツ」コラボレーションストーリー
ベストカーWebタイアップ
オリジナリティにあふれた腕時計を作りたい。でもせっかくなら、信頼できて完成度が高いものが良い。そんな願いを叶えてくれるサービスが、セイコー オリジナルウオッチ。これまで多くの企業とコラボレーション商品が販売されており、そのなかには自動車メーカーとのコラボモデルもあった。
長年培った技術力の高さを多くの企業が高く評価
1881年に創業して以降、洗練したデザインかつ革新的な技術を盛り込んだ腕時計を世に送り出してきたセイコーウオッチ。そんな同社が近年、国産時計ブランドとして長年培ってきたノウハウを活かし、さまざまな事業と協業したコラボレーション商品を展開している。その名もセイコー オリジナルウオッチだ。
セイコー オリジナルウオッチとは、さまざまな企業や法人とセイコーがタッグを結成し、コラボレーション腕時計を製作できる、法人向けのオリジナルウオッチ製造サービスである。製作するにあたっては、専任のウオッチデザイナーが丁寧にヒアリングを行うことで、安心と信頼をお届けする。
カスタマーファーストでありながら、高い品質と安心感、そして何よりも幅広くアレンジができる自由度の高さがセイコー オリジナルウオッチの魅力。このサービスには、国産自動車メーカーも感銘を受けており、マツダ、SUBARU、そしてスズキが実際に商品を販売している。
今回、セイコー オリジナルウオッチの商品企画に携わった株式会社スズキビジネス オート用品事業部の吉田武史さんと、スズキ株式会社 部品本部 部品営業推進部の土屋 覚さんに、オリジナルウオッチの製作をセイコーに依頼した際のお話をお伺いした。
サンプルを手で触れた時の感動は忘れられない

ベストカー(以下BC):オリジナルウオッチを製作した過程を教えてください。
吉田武史さん(以下、吉田):スズキのオリジナルグッズを購入できるECサイトが立ち上がり、お客様に喜んでもらえる商品ラインナップを拡充したいと思っていました。企業とのコラボレーションアイテムを検討していく中で、クルマ好きの人のなかで関心が高い「腕時計」という選択肢が、最適解だと考えました。
BC:パートナーにセイコーを選んだ理由はなぜでしょうか?
吉田:日本の企業としてはもちろん、世界的に見ても信頼性や技術の高さが評価されているところに感銘を受けました。私たちが望む商品を安心して任せることができると思ったので、セイコーさんとコラボレーションすることになりました。
BC:なるほど。そのような経緯があって、2023年の春には初のコラボレーションウオッチが販売されたんですね! 実際に製作していく過程で心に残っていることを教えてください。
土屋覚さん(以下、土屋):今まで腕時計を作ったことがなかったので、サンプルが出来上がって手元に来た時の感動は本当に大きかったです。同時にクオリティの高さには驚きました。自分たちの理想が形になっていましたし、お客様にも喜んでもらえるなと確信しましたね!
BC:ウオッチデザイナーと密になってディスカッションができるのも魅力ですよね!
土屋:はい! 私たちもかなりのこだわりを持って依頼しているのですが、デザイナーさんには丁寧に要望を聞いていただきました。そのうえで、デザイナーさん側から希望するデザインに合うベースとなる時計を提案して頂きました。ワクワクできる商品を作るためのディスカッションなので、楽しかったです!
吉田:針の色から箱のデザインまで、こだわれる範囲が広いのもいいですね。クルマ作りも捨てられないこだわりってあるんですけど、腕時計もかなりリンクする部分があると思います。

第2弾はスイフトスポーツに決定!! シリーズ化も視野に!?
BC:さて第1弾はジムニーでしたが、ついに第2弾が出るようですね。車種はスイフトスポーツと伺っておりますが!
吉田:ジムニーと同じく、スイフトスポーツもスズキの車種の中で、多くのファンを抱えている1台です。ファイナルエディションが発表されたタイミングに合わせて、腕時計を発売することにしました。テーマカラーのチャンピオンイエローと、シックなシルバーの2色展開です。

BC:ズバリ、こだわりはどこでしょうか?
吉田:スイフトスポーツはスポーティなクルマなので、そのテイストを活かすべく、ダイヤルはスピードメーターをイメージして仕上げました。また、実車の内装には赤のステッチを使っているので、サブダイヤルの外周部にも赤を施しています。
土屋:チャンピオンイエローのダイヤルのインパクトは映えるので、ブレスをブラックにすることで、グッと引き締まるデザインになるようにしています。
BC:箱のデザインもスタイリッシュですね!
吉田:箱を閉めた時にサイドからチラッとスリットでカラーリングが見えるように仕掛けています。

土屋:スポーティ色を強めるために、クロノグラフを提案して頂いたのも良かったです。おかげで理想的な商品になりました。
BC:第1弾はジムニー、第2弾はスイフトスポーツときて、今後腕時計にしたいクルマは何でしょうか?
吉田:現行車種ではないんですけれども、熱狂的なファンも多いカプチーノは商品化したいです。ヴィンテージ感のあるデザインにして、カラーは赤と緑の2色で出したいですね!
土屋:車種にピックアップするのではなく、スズキのブランドウオッチを作りたいと思っています。ジムニー、スイフトスポーツ両者ともカッコいいものが作れたので、どんなものが出来上がるのか。カラーの配色を含めて、想像するだけでワクワクが止まりません!
BC:どちらも商品化が実現すれば、多くの人が食いつきそうですよね! 第3弾、第4弾、第5弾とシリーズ化に期待します!
腕に着けた瞬間に感じるセイコーとスズキの熱い想い
セイコーとスイフトスポーツのコラボレーションウオッチは、2025年1月10日 (金)に、スズキのオリジナルグッズを販売しているECサイトの S-MALL で抽選受付中。を開始。同日、幕張メッセで開催される東京オートサロンのスズキブースでは、実物を展示する予定。その際、S-MALLでの抽選サイトへ誘導する案内が合わせて行われる予定だ。
クルマを単なる移動手段と思っている人もいれば、気持ちを満たすものとして細部のディテイルまでこだわる人もいる。腕時計も同様に、時間を確認するためのツールと捉えるか、自分を表現するうえで欠かせないアクセサリーなのか。考え方はとてもマルチだ。
けれど、腕時計とクルマの作り手は、言葉や仕草では表せない強いこだわりを持ち続けて、商品製作に取り組んでいる。腕時計とクルマは非常に親和性が高い。
だから、セイコーとスズキのコラボレーションウオッチは、真のクルマ好きの心をくすぐる商品。ぜひ一度、手首につけて両者の熱い想いを感じ取ってほしい。もし、感じ取ることができれば、あなたはコラボレーションウオッチをつけるのにふさわしい証なのではないだろうか。
(文:ベストカーWeb編集部/写真:小塚大樹、SEIKO)
※ベストカーWeb(2024年12月25日)タイアップより一部編集